捕まえる人?

The Catcher in the Rye の意味、直訳すると
「ライ麦畑の中で捕まえる人」です。

この「捕まえる人」こそが主人公の考え方を表す象徴的なものなのです。

では、一体何を捕まえるんでしょうか・・・?

ウキィペディアを見ると、

”物語の中で子どもが歌うロバート・バーンズの詩 "If a body meet a body Comin' through the rye(曲は『故郷の空』として有名)" を主人公が "If a body catch a body comin' through the rye" と聞き間違えたところから来ている”、となっていました。

ここでの”a body”とは、「体」という意味です。bodyには”dead person”、つまり「死体」という意味もありますが、ここではその意味ではありません。「体と体が出逢ったら・・・」、もっと日本語らしくして「ライ麦畑を通って誰かと誰かが出逢ったら・・・」という感じになります。catchのほうの文だと「誰かが誰かを捕まえたら・・・」という感じです。

LDOCE Online(オンライン英英辞典)にもCatcer in the Ryeが載っていました。辞書にまで載ってるなんて有名ぶりがわかります。

英英:a book by J.D. Salinger about a boy called Holden Caulfield who runs away from school and goes to New York. The book has been especially popular with young people because it describes the problems and experiences of adolescence (=the time when a child is developing into an adult)

物語には特に大きな起承転結もないので、結末を言ったらおもしろくなくなるという類の本ではありません。なので、Catcher in the Ryeの意味を読む前から知っていても、本の面白さは損なわれないと思います。むしろ、この意味を知ってから読むほうが、主人公や本の思想がよく伝わるのでは、と思います。

でも、読む前に内容について知りたくない人は、以下は読まないでください。

Catcher in the Rye の意味・・・

ここで”in the Rye”はライ麦畑の中です。”The field of rye”のことです。

ライ麦畑の先には崖があって、自殺しようとする人がライ麦畑を走り抜けて崖から飛び降ります。そのライ麦畑の中でcatcher、つまり「捕まえる人」は、ただただその自殺しようとする人たちを捕まえるのです。ただ彼らを救うために・・・。

このことが物語の中でどういう意味を有するのか、までは書きません。

読めば「こういうことだったのか」と気づくことができると思います。

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ライ麦畑でつかまえて!

久しぶりのおすすめ本の紹介です。
Catcher in the Ryeです。
はっきり言って、かなりお気に入りで私の愛読書のひとつです。
ぜひ、読んでほしいです。

邦題は「ライ麦畑でつかまえて」です。
どこかで聞いたことがあるのでは?
とても有名です。

洋書で初めて読んだんですが、想像していた内容と全然違いました。
邦題から、ラブストーリーを想像していたのですが(^_^;)
・・・全然違いました。
キャッチャー・イン・ザ・ライの意味。。。知ったときにはやけに感動してしまいました。

主人公は16歳の落ちこぼれ少年。
学校は退学になってばっかりで、読んでいるこっちが将来の心配をしてしまうのに、本人はまた違ったことを考えています。
世の中に否定的で、でもちっぽけな存在の主人公にはかなり共感できるところがありました。

ちょっと下品な口語体の英語で書かれていています。
個性的な書き方だと思います。

アメリカでは、高校生ぐらいで誰もが読む本らしいです。
50年以上前の本でいまだに人気の本ですが、
一方、過激な内容として禁書扱いされていたりもするようです。

次回は、「The Catcher in the Rye」で使われている英語について説明したいと思います。

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